グリストラップの掃除のやり方|手順と、ラクに続けるコツ
Share
飲食店の厨房で、いちばん手が重くなる作業のひとつがグリストラップの掃除です。油のかたまりやヘドロ、においが気になって、つい後回しにしてしまう方も多いと思います。この記事では、グリストラップ掃除の基本の手順と、作業をラクにするコツをまとめました。
グリストラップとは
グリストラップは、厨房の排水に混ざった油や食べかすを途中で受け止めて、下水に流れ込まないようにする設備です。多くは複数の槽に分かれていて、ゴミを受けるカゴ、油を浮かせる槽、水をためる槽などで構成されています。受け止めた油やゴミは、溜まる一方なので、定期的な掃除が欠かせません。
掃除に用意するもの
- ゴム手袋、長靴、マスク
- ゴミ袋、バケツ
- ザル、ひしゃく、スコップ
- ブラシ(長い柄のもの)
- グリストラップ用の洗剤(ある場合)
基本の掃除の手順
- フタを開けて、状態を確認する。油の浮き具合、においの強さ、水の濁りを見ておきます。
- バスケット(ゴミ受けカゴ)のゴミを捨てる。溜まった残渣を取り除き、カゴを洗います。
- 水面に浮いた油をすくう。ザルなどで、浮いている油のかたまりを取り除きます。
- 底に沈んだヘドロを汲み出す。ひしゃくやスコップで取り出します。
- 壁や仕切り板をブラシで洗う。ぬめりや油を落とします。
- 水を戻して確認する。ゴミが残っていないかを見て、フタを閉めます。
取り出した油やヘドロの処分方法は、自治体や契約している回収業者のルールに従ってください。
掃除をラクにする方法:専用洗剤を使う
手作業でかき出す方法は、時間も体力もかかります。そこで、グリストラップ用の洗剤を使うと、油汚れが分散して、水と一緒に流しやすくなります。エキップの「グリストらくらく」の使い方は、次のとおりです。
- 入れる:計量カップで量り、グリストラップの各槽に注ぎ入れます。汚れが多いときは、先にバケツで水とよく混ぜてから注ぐと、ムラなく効果的です。
- 泡立つまで混ぜる(いちばん大切な工程):泡立て棒やザルで、全体が泡立つまでよくかき混ぜます。混ぜ方が少ないと、効果が出ません。
- 水を注いで落とす:水を勢いよく注ぎます。仕切り板やカゴの壁面の汚れも、水を吹きかけると落ちていきます。
- すくって完了:浮いてきたゴミやカスをザルですくいます。下にたまった水がさらさらの状態になっていれば完了です。
使用量の目安は、100Lのグリストラップで300mlです。ただし、グリストラップの大きさや汚れの程度によって変わります。「グリストらくらく」は無リン・中性の洗剤です。
掃除のあとに、においと汚れをためにくくする
掃除をしても、しばらくすると、におい戻りが気になることがあります。「バイオコロコロ」は、厨房の排水に投入して使う、10種類以上の微生物を配合した製剤です。掃除のあとのお手入れとして、併用する方法もあります。
まとめ
- 基本は「ゴミを取る → 油をすくう → ヘドロを汲む → 壁を洗う」の順です。
- 専用洗剤を使うと、「入れる → 泡立つまで混ぜる → 水で流す → すくう」の流れで、作業がシンプルになります。
- 回収したゴミやヘドロの処分は、自治体や回収業者のルールに従ってください。
関連商品:グリストらくらく(グリストラップ専用洗剤) / バイオコロコロ(消臭バイオ製剤)