グリストラップの真実

弊社代表から手渡された本。

『月刊 設備と管理』

なんでもあるもんです。

このハイセンスな表紙にはあえて触れないでおきましょう。

さて気になる中身ですが、

グリストラップの現状と課題。

なかなか芯の部分に触れており、我々にとっては非常に興味深い内容。

排水環境の先進国、シンガポールを例に挙げて記されております。

 

シンガポールではもう国を挙げてグリストラップや排水枡の管理に

力を入れており、罰則規定なども非常に厳しいモノとなっております。

その分厨房環境は非常に合理的に作られており、日本のそれとは段違い

に良好であると言えます。

 

溜まった油分や汚水は、国が引き上げ処理をしてくれるという。

見習いつつも、日本の体制を考えると絵空事。

現実的ではありませんね。

 

その中で1つ、以下私自身も若干勘違いしていた事。

グリストラップ・排水などに掛かる法律には、
「建築基準法」「水質汚濁防止法」「下水道法」
などがあります。

 

要点だけを端折って申し上げますと、グリストラップの意味合いとは

油脂による下水管の詰まり予防の為であるという事。

 

つまりは、良く言われているノルマルヘキサン30以下(水質汚濁防止法)

という基準は公共用水域に放流されている施設に適用され、詰まり防止の

油脂除去の基準と全く関係のない事だというのです。

※放流先が公共用水域なのか、下水道なのかがポイント。

 

少し小難しくなってしまっておりますが、一応私自身は理解。

気になられたお客様はご連絡下さい。

分かりやすくご説明致します。笑

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